京都取材の最終は(なぜか)清水寺に。
するとたまたま「御本尊御開帳」と「田村堂特別開扉」が。これもご縁と思い、見学。
そういえば前回は「内々陣拝観」の時期に来たような気も。実は清水寺と私は相性が良いのか、それとも清水寺はしょっちゅう「御開帳」しているのか?
そんなことを思いながら、一番の目的であった「地主(じしゅ)神社」へ。
ところが行ってびっくり。
いつの間にか「地主神社」は完全に「縁結び神社」と化していて(昔からそうではあったが、一層強烈にパワーアップされていて)若者たちでごった返していた。嬉しくもあり嬉しくもなし──ということで、遙拝させていただいて退散した。
そして右の写真は『カンナ 吉野の暗闘』のオマケ(?)の「ほうろく栞」。
デザイナーの坂野さんの名誉のために付け加えておくと、この「ほうろく」は、裏表ともにぼくが画きました。それを、上手くデザインしていただいたのである。
「メフィスト」も入稿し、新刊の『カンナ 吉野の暗闘』も無事に上梓されたので、ここでようやく一安心……している暇もなくI川《鬼平》さんより電話が入り、
「高田さん。十分にご承知とは思いますけれど──」
(以下略)