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不思議なこともあるものだ

ファイル 76-1.jpg

 パソコンの調子がどうしようもなくなって、貴子さんにわが家まで様子を見に来てもらった。
 そして「こんな調子なんだよ」と開いて見せようとしたのだけれど、その瞬間からすっかり問題なく動き、どこがどう調子悪かったのかの説明もできなくなってしまった。
 しかも貴子さんが帰った後、再び接続が悪くなってしまうという厳然たる事実──(このEssayも、10回ほどチャレンジして、ようやく書き込めた)。
 不思議だ。彼女は何か特殊なオーラでも発しているのだろうか。

 オーラといえば、この間の伏見稲荷の画像で、実は同じような写真がもう一枚あり、そこに何やら怪しげなモノが写り込んで見えた。
 そこで、心霊写真専門家(?)のマイ・シスター・ミチルンに送付したところ、大笑いされて、それは単なるゴミか水滴だと言われてしまった。
 しかし追伸で一言。
「それよりも、違う場所に何かがたくさん見えているんですけれど……」
 そんな異界のモノなど見えないぼくは、アルカンさんにも尋ねた。するとアルカンさんも、何やら写り込んでいるモノ(オーブ)が見えるという。
 本当なのか……?

 その写真を載せようかとも思ったけれど、さすがにそれは止めて、早くこんな気分になりたい……ということで、宮沢賢治の故郷・花巻の「イギリス海岸」。